僕と彼女のウラ事情
「・・うん、こんな感じ。
長くなってごめんね」
「いや、全然。
僕もほっとしたしね・・」
大輝はベットの壁にもたれて笑った。
「大輝君にはほんとに感謝です!!
ありがとうございましたっ」
美吉の元気な声が嬉しかった。
「いーってば。なんもしてないし」
「そんな事ないよ?
大輝君は・・・・・・」
次の言葉を言おうとして、
ほのかは沈黙した。
「・・?美吉??」
大輝が呼んだ瞬間、
「ああああぁーーっ!!!」
ほのかが叫んだ。