僕と彼女のウラ事情
☆*.戸惑い
━・・翌日、朝
「大輝!ハイ起きるっ!!」
母さんの声と同時に、ベットのフトンが
ひっぺがされた。
「・・・っん~」
カーテンも開けられてるようで、
朝日が眩しくて目をそらした。
・・・・もう、朝・・?
昨日はいつ寝たんだっけ・・・・・
ぼんやり考えていたら、
『じゃ、じゃぁまた明日!!』
少し緊張した彼女の声と言葉を思い出して、
ベットから飛び起きた。
「ちょっ、学校・・・っ!!」
そんな僕の頭(包帯が巻いてあるところ)を
母さんはわざと叩いた。
「ぃいっ・・・・・っ!!!」
僕は頭を抱えた。
・・・そうだった。色々ありすぎて忘れてたけど、
昨日僕は流血モノのケガをしてたんだった。