僕と彼女のウラ事情
・・・!!!!!!!!!!!!!!
僕の顔がボンっと赤くなった。
「・・ごめんなさい。」
「・・・・・・え?」
行き場のない手を前に出したまま、
僕はヌケた声を出した。
「わかってるよ・・。
私の、ただのヤキモチだって・・」
「・・・・」
・・・・・え?
ヤキモチ・・・・・って・・・。
美吉が?僕に・・??
それ・・・って・・・・。
「女の子に騒がれてる大輝君見て、
何かむかむかしちゃって、それで・・」
見上げてくる美吉に、ドキッとした。
「・・・あのね・・」
「・・・・う、うん・・」
・・これって、うぬぼれてもいいのかな。
もしかしたら、ホントにもしかしたら。
「私・・・大輝君のことが・・」