裸足のシンデレラ

聞かれたくなかった。
本人の口から。


つまんなかった。

であたしの処女は消えた。





「紗耶香。乗りぃ」

直先輩の背中に乗った。
おんぶされんのなんか…小さい頃ぶりだし


あんな事があった後だからか胸がまだ暑くて直先輩の背中も暖かくて。

直先輩…
いい匂い…。


眠りについた。
< 28 / 57 >

この作品をシェア

pagetop