裸足のシンデレラ
やっぱりまゆみ先輩はあたしが思ってた通りの人で。

周りとは少し違う15歳

あたしが見てみたいと思っていた環境


この少しの興味本位がこれからの人生、一生背負って生きて行く事になるなんて思いもしなかったな。







「コレかわいくね!?」

「あっちょーかわいんだけど!!」

おしゃべりなまゆみ先輩といると自分が人見知りだって事忘れちゃう位、話ししてる。

なんか、少し前に会った人なんかじゃなくてもう数年前から知り合いだったような気分だった。


「あっ。もうそろそろさ先輩と約束があるんだよね…紗耶香が大丈夫なら連れて行きたいんだけど…。時間無理だったらまた今度だなぁ」


携帯のサブ画面を見るともう時刻は午後20:15分。


どうしよう…。
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