冷血王子に捕らえられた泣き虫姫【完】
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少し長いファーストキスを終え………
って……
「え゛ーーー!!」
「ぅわ!何ですか!?」
いきなり大声を出した私に先生は眉間にシワがよる。
「キ……キスしたぁ!!」
そう。
私の大事に大事に、いつか結婚するひとにあげると決めておいたファーストキスが……
「しましたけど。何か?」
「何かじゃなーい!結婚するひとにあげるって決めてたのにぃ!!ぅぇーーん!!」
と、また更に号泣。
「だったら問題ない。」
とシレッと答えられた。
先生は私を抱き上げ膝の上に向かい合わせで座らした。
「なにぃ〜?」
私は涙目になりながら先生を見上げた
そしたら先生は、勝ち誇った笑顔で、