光の姫は何も知らない
「白原さん! 危ない」
碧山君の叫び声が部屋に響く。
火炎放射の如く向かってくる火が怖くて目をつぶる。
父さん。母さん。あたしはここで死ぬかもしれません。
そう思っていると…
「火が…消えた」
ミズノ君の呟きにあたしは目を開けるとさっきまであった火がなくなっていた。
「なっ…なにがあったんですか?」
なにが起こったのかわからなくて誰でもいいから答えてほしくて小さくそう呟いた。
「カイジ。これでわかりましたね? ヒカリさんも能力者です。しかも珍しい能力の使い手です」
さっきまで優しい眼差しで見ていた赤井さんが答えていた。
あたしが能力者?
「珍しい能力って火・水・風・雷・木の他に攻撃性のやつで何があるんだよ」
赤井君は不満そうな顔で尋ねる。
「光の能力」
どこからともなくそんな声がした。
碧山君の叫び声が部屋に響く。
火炎放射の如く向かってくる火が怖くて目をつぶる。
父さん。母さん。あたしはここで死ぬかもしれません。
そう思っていると…
「火が…消えた」
ミズノ君の呟きにあたしは目を開けるとさっきまであった火がなくなっていた。
「なっ…なにがあったんですか?」
なにが起こったのかわからなくて誰でもいいから答えてほしくて小さくそう呟いた。
「カイジ。これでわかりましたね? ヒカリさんも能力者です。しかも珍しい能力の使い手です」
さっきまで優しい眼差しで見ていた赤井さんが答えていた。
あたしが能力者?
「珍しい能力って火・水・風・雷・木の他に攻撃性のやつで何があるんだよ」
赤井君は不満そうな顔で尋ねる。
「光の能力」
どこからともなくそんな声がした。