光の姫は何も知らない
ここが出来たのは今から62年前。


当時はオレらみたいな能力者は少なかった。


というよりか能力者は陰で生きる者が多かった。

能力者は気味がられたから陰で生きるしかなかったんだ。



そんな中、闇を司る能力者が現れた。

その者は人間を憎んでた。


当時は今の比ではないほど能力者と一般人…能力を使わない者との間には壁があったから。


だからその者は闇の力を使ってシャドウという…オレらの敵みたいなものを作ったんだ。


闇の力の能力者が作り出したものは一般の人間では太刀打ち出来ない。



そこで呼ばれたのがオレら能力者。


能力は能力でしか打ち消せない。


だから一般人は能力者に助けを求めた。


だけど能力者は一般人に忌み嫌われてたのに「助けて下さい」「はい。そうですか」って話にはなれなくてほとんどの者が乗り気ではなかったんだ。





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