光の姫は何も知らない
4章 光の能力使えちゃいました!?
暗い暗い闇が続く。


闇が続いたと思ったら急に光がさした。


眩しいと思いながら目を開けるとそこにはあたしと同じような髪色をした長い髪の綺麗な女性と黒い髪で短髪の男性が向かい合いながら立っていた。


『我が名は千影(チカゲ)。貴様の名は?』


千影と名乗る男性はそう女性に問いた。


『私の名前は…』


女性が名乗る時にまたあたしは暗い闇に覆われた。


そのため女性の名前が聞こえなかった。


でも確かなことはその女性はあたしの頭に響いた声にそっくりだったってこと。


そうわかった瞬間にあたしの意識は遠ざかるのだった。




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