光の姫は何も知らない
「はぁぁ!? なにこれ!」
まさか人に翼が生えるなんて思ってなくて驚く反面ミズノ君達が言ってたことがこれなんだって納得している自分もいた。
そんな反応に赤井君は呆れた顔をする。
「それがお前の能力なんだろう? まぁどうやって能力を使うのかは知らないけどな」
確かに羽を使って何をするんだろう。
「そこで考えるなよ。お前は何も考えずに手をかざせ!」
何も考えずに手をかざす?
赤井君の言う通りに手をかざすとほんのり手が暖かい。
そしてそこからポウッて光が現れる。
えっ! 何これ。自分でやっておきながらこれはびっくりする。
「ぼーっとしてないでそれをあいつにぶつけろ!」
「う、うん」
戸惑いながらも立ち上がり赤井君の目の前にいた影に手の平に宿った光を向けた。
お願い! いって!
そう念じながら向けるとその光はすごい早さで影へと向かっていく。
そしてドォーンと音を立てながらそれは影に当たり、影は消えた。
まさか人に翼が生えるなんて思ってなくて驚く反面ミズノ君達が言ってたことがこれなんだって納得している自分もいた。
そんな反応に赤井君は呆れた顔をする。
「それがお前の能力なんだろう? まぁどうやって能力を使うのかは知らないけどな」
確かに羽を使って何をするんだろう。
「そこで考えるなよ。お前は何も考えずに手をかざせ!」
何も考えずに手をかざす?
赤井君の言う通りに手をかざすとほんのり手が暖かい。
そしてそこからポウッて光が現れる。
えっ! 何これ。自分でやっておきながらこれはびっくりする。
「ぼーっとしてないでそれをあいつにぶつけろ!」
「う、うん」
戸惑いながらも立ち上がり赤井君の目の前にいた影に手の平に宿った光を向けた。
お願い! いって!
そう念じながら向けるとその光はすごい早さで影へと向かっていく。
そしてドォーンと音を立てながらそれは影に当たり、影は消えた。