with you
「何あんた?先輩にその口の聞き方?」
川村はあたしの髪を掴んだ。
「あ・・・先輩なんですか?」
あたしは馬鹿にするように、
川村を見上げた。
「なんだ地味女!?
お前。俺に文句でもあるわけ?」
あぁ・・むかつく!!!
「だから通行の邪魔なんです。
どいてください!!」
川村は掴んだ髪を投げはなすように
はなした。
あたしは衝撃でその場にすわりこんだ。
「いった・・・」
「地味女、今度俺の前に現れたら・・・」
言葉が止まった。
「じ・・・地味女。」
あ・・・めがね落とした。
「何?あたしのめがね知らない!?」