奈落の王女に仕えしは執事
Ⅱ執事

その後、レインは買い物に山道を降りていった。
私も行きたかったけど、まだ駄目だと拒否られる。

ローブ被ればどう?
と聞いたけど、それでも駄目と拒否られた。

「…自分から護るって言ったはずなのに」

なのに自分から一人にさせましたね、あの執事…

はぁ~
ため息を吐いたら、ゆっくり布団に埋もれていった。

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