奈落の王女に仕えしは執事
まぁそれから城下町に着いたわけですが…
とても気分悪いです…
一応ローブを被って歩いてるんだけど、町中私の張り紙ばかりで。
レインが歩くたびに破ってくれたんだけど、店の中はさすがに破れないため我慢。
「…私、こんな変じゃないです」
たまたま見かけた張り紙は、
私の凄い変な顔。
歪に歪んだ表情は、誰でもない私なんですよねぇ…
「…悔しいです」
「ふふ、姫は綺麗ですよ」
「…今回は感謝します」
笑いながら、
私たちはいろいろと食材を買いに回った。