奈落の王女に仕えしは執事

「嬢ちゃん、着いたぞ」

「あ…ありがとうございます」

バルツさんはレインを肩で担いで、部屋に入った。

そしてベッドに眠らせた。
私は薬と水を持ってきて、レインの横に座る。

「…じゃあ後はレインを任せた、俺は家に仕事あっからよ」

「はい、本当にありがとうございます」

そう言ってバルツさんは馬車を引いて、戻っていった。
とりあえず何かしなければ…

 
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