奈落の王女に仕えしは執事
-レインside-












「……ん、…っ…」

目を覚ました。
お腹に何か感触を感じ、体を起きあがらせると、とても心地良さそうに寝ている姫がいた。

「……」

とりあえず起きないようにゆっくり起きたら、少し反応したからびっくりした。

…そういえば、汗かきましたね…

あまり音をたてずにシャツとカーディガンを取り出して、シャワーに行った。

あれからどれだけ寝ていたのか分からないけど、とても疲れが取れた気がする。

…ずっと看病してくれてたのだろうか、姫も疲れていた様子。

少し…いや、結構嬉しかった。

 
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