奈落の王女に仕えしは執事

誰か分からないけど、
目を開いたら私とそっくりの顔で、燕尾服を着た男性が、手を差し出していた。

私は手をその人に伸ばしたら、執事らしき人は私を姫抱きして、優しく頭を撫でながら連れて行ってくれた。

「一生かけて護りましょう」

ただその言葉が心地よかった。


 
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