奈落の王女に仕えしは執事
Ⅹ日々
それから月日がたった。
私は忘れられ、あれから普通に出かけられるようになる。
少し悲しいけれど、
横にいるレインのおかげで全部乗り越えられた。
そして新しい家を建てました。
とても可愛らしい家で、凄い気に入っています。
「ありがとう」
「いえいえ」
まだ口調が敬語だし、「姫」って呼び方は変わらない。
でもとても幸せです。