奈落の王女に仕えしは執事
首にきらきら光るネックレス。
いつか指輪も二人ではめれたらいいな。
そっと、レインにくっつく。
「そうですねー」
今心をよまれました。
クスクス笑って、いつものように頭を撫でてくれる。
「レインに頭撫でられるの大好き」
「いつでも撫でますよ」
そう言って私をからかう。
でも案外いいかもしれないなんて思ってしまいました。
「もし他の人と喋ってたらどうします?」
「…秘密です」
少し凹んだ様子。
でもそんなレインも可愛い。
とてもとても、大好き。
「ちなみに私はしませんよ、姫。あなた一筋ですから」
「わ、私もしませーん!」