奈落の王女に仕えしは執事


レインを考える度に愛しさが募る。だから他の人に恋するなんてありえません!

あなた一筋ですから。

「ありがとう、姫」

「どういたしまして」

こんなに幸せなのは、きっと世界一だと思った。
とにかく幸せや喜び、全部が募っていく毎日。

「あ!あれですよね」

指差した先は、
初めて私からプレゼントする為に、一緒に出かけた店。

もう少しでつく、
少しばかり足を早めた。

 
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