セレブリティー・ラヴ
「織原小豆…ましゅまろ。

この2人は学園の姫って言われてるんだ。

可愛い系の小豆様と、綺麗系のましゅまろ様。

…みんな、上級生も様付けで呼ぶんだ。

織原財閥の令嬢様だしな。」


…知らなかった。

って事は…!?


「あずきの周りには男が…!?」


俺は思わず立ち上がった。


「ぷぷッ…焦りすぎ…。

残念ながら、大概2人で居て…なんつーか…特有の貴族オーラってゆーの?…で、男達は近づけない。」


ほっとして、椅子にもたれると晃は爆笑。

笑えないし、こっちは冷や汗だって!!





来週…か。

楽しみだな…。


そんな風に思いながら、俺は書類に取りかかった。
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