☆三つ星☆
特設会場を後にした早苗は先ほどよりも、足取りは軽く、口笛なんかを吹きながら模擬店のブースを覗いていた。

定番のヤキソバやらお好み焼きなんかに加え、一見グロテスクなものや、各サークルの制作物らしきものも売られている。

少々小腹の空いていた早苗は、お好み焼きを一つ買い、近くのテーブルに座る。

さて…食べようかと割り箸を割り、お好み焼きを口に運びつつ正面を見た時、あまりにも素っ頓狂な光景に目を見開いた。
< 58 / 114 >

この作品をシェア

pagetop