☆三つ星☆
図書館へと足を向ける。

今日中に仕上げなくてはいけない。

急いで歩いていると、先ほどの裏切り者に出会う。

だが、裏切り者は、その頭部に被っていたであろうそれを外し、だるそうに座っている。
幾分か顔色も青ざめていた。

目線が合ってしまい、何となく気まずくなる二人。
早苗は慌てて会釈してその場を立ち去った。
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