鯖缶いざ捌かん
夢食む秋
水
アメジスト
溶けかけの氷
掴んだものは一房の髪の毛
紙切れの落葉
金色の束ははらはら
あおる情熱
ゆるり
むるり
帽子のなかの宇宙
ほら瞬いた
落ちていた鏡の破片
栞
這っていた守宮
その灰色に吸い込まれ
柵の外
似合う鷹の眼
そら
みる
勿忘草の雲
金木犀の馨る
アメジスト
溶けかけの氷
掴んだものは一房の髪の毛
紙切れの落葉
金色の束ははらはら
あおる情熱
ゆるり
むるり
帽子のなかの宇宙
ほら瞬いた
落ちていた鏡の破片
栞
這っていた守宮
その灰色に吸い込まれ
柵の外
似合う鷹の眼
そら
みる
勿忘草の雲
金木犀の馨る