+†ヴァンパイアと紅いアザ†+






「水樹……」




レオンは切なそうな顔をしながら、




私の唇をスラリとした長い指で、ゆっくりと、優しくなぞる。







ドキ……ン。






私は、微かに高鳴った胸を無視した。








< 108 / 334 >

この作品をシェア

pagetop