+†ヴァンパイアと紅いアザ†+









私はゆっくりとレオンの顔を見た。







いつもの、冷静と優しさが混じったような表情のレオン。










抱っこされているので、いつも以上に顔が近い。












レオンの瞳は、前にある紫の扉をしっかりととらえていた。








それをいい事に、私はジッとレオンの顔を見ていた。












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