+†ヴァンパイアと紅いアザ†+
………………。
痛い。
足やら腕やら、そりゃもう、体中が。
原因はこの人。
「レオン……!」
怒りのこもった声で呼んだ。
一応、今の状況を説明しよう。
レオンは3メートル位、上から落ちてきた。
そして私はベットに仰向けに、その上にうつ伏せでレオンが乗っかっている。
レオンが私の顔の横に手をついているので、体重はあまりかかってない。が、顔が近い。
「わ、りぃ」
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