+†ヴァンパイアと紅いアザ†+










【驚いた?】





クスクスと笑うお母さん。






「当たり前……だよぉ」







私は、疲れて肩の力を抜いた。








「どうして、そんな事ができるの?」









次の答えをワクワクしながら待つ。










すると、お母さんは冷たくこう言った。









【私が、魔界の女王だからよ】











その声があまりにも冷たいので、私はビックリしてしまった。











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