+†ヴァンパイアと紅いアザ†+












バンッ――――。









俺は自分の部屋のドアを開けた。







そして、中央にあるソファーに寝転がった。










瞼を閉じると、哀しそうな瞳をした水樹の顔が映る。









そして、水樹を抱きしめるリュオ。















リュオは、水樹に惚れてる。














護る覚悟も、俺みたいな生ぬるいものじゃない。















だけど、譲れないんだ。















水樹のことが好きだから。










愛してるから。










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