+†ヴァンパイアと紅いアザ†+








いつかの、時雨のように真っ白な灰になっていくネウロ。







その姿からは、さっきまでの威圧感は消えていた。








「水樹に、伝えてくれ。



誰よりも――――――














  愛していた。と」










ネウロは、死んだ。







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