Sunset Glow
「なによ~なんなの?」
ついにお母さんまで来てしまった
あたしは上体を起こして立った
「あのねー佑がねぇ…」
すると急いでお姉さんの口を塞いだ
「つーかなんで帰ってきてるんだよ、夜までいないんじゃなかったけ?」
「別にいいじゃない、早く帰ってこようと、帰ってきてなんか悪い事情でも…ってあら!!」
佑のお母さんはあたしの存在に気づき
部屋に入ってきた
「あ、あのこんにちは…」
「どうも~もしかして佑の彼女?」
そう言って佑の方を見た
「そうだよ…」
佑は頭をかきながら言った
「あらやだ~もういるなら紹介しなさいよー」