Sunset Glow



「なによ~なんなの?」


ついにお母さんまで来てしまった


あたしは上体を起こして立った


「あのねー佑がねぇ…」


すると急いでお姉さんの口を塞いだ



「つーかなんで帰ってきてるんだよ、夜までいないんじゃなかったけ?」



「別にいいじゃない、早く帰ってこようと、帰ってきてなんか悪い事情でも…ってあら!!」



佑のお母さんはあたしの存在に気づき
部屋に入ってきた



「あ、あのこんにちは…」


「どうも~もしかして佑の彼女?」

そう言って佑の方を見た


「そうだよ…」

佑は頭をかきながら言った


「あらやだ~もういるなら紹介しなさいよー」



< 240 / 270 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop