ひと夏の恋~満月の夜から始まった28日間の奇蹟~
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日時: 200X/07/07/ 10:49
差出人: クミコ<…@……>
宛先: …@……<アキラ>
件名: アホだ・・・
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存在がうっといのに視界に入れば尚更だなぁ・・・
超~~~~ウケるんですけど
笑いすぎて涙でてきた。
イチイチ理由付けてるのにも笑える。
ってかお前が電話番号を私に教えてきたってことを、皆知ってる、っちゅーねん
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メールを送信しつつ、私って悪いヤツかもしれないという思いもチラッと頭をかすめた。
山科さんから電話番号をもらったって件は私がアキラに話さなければ、表に出てくることではなかった訳だから、こうやってアキラとこっそりメールして笑いモノにしてるのは、よくないことだろう・・・。
でも・・・ホント先にアキラに話しておいて良かった。
笑える・・・。
そうでも思わなきゃやってられない自分がそこに居た。
少しでも山科さんのことを好きだと思ったその気持ちを、どこか記憶の彼方に追いやってしまいたかった。