ひと夏の恋~満月の夜から始まった28日間の奇蹟~



まだまだアラフォーにも届いていない
32歳。一応独身・・・。


少しは出会いを期待したりして、
この仕事に就いたのだけど、


会話が弾むようになっても、
既婚者ばっか・・・。


そんな時間が終わろうとしていた
5月のある日のことだった。



「クミちゃん、もうしばらく
この仕事続けてもらえんやろか?」



突然言われたことだったけど、
私は二つ返事で承諾して、


同じ工場内の他の建設現場の
休憩所のまかないを

引き続き任されることになったんだ。







< 19 / 462 >

この作品をシェア

pagetop