ひと夏の恋~満月の夜から始まった28日間の奇蹟~



先日覚えた道を走り、彼女を拾った。

「お疲れ様。急ぐよ!」

って彼女の言うままに車を走らせる。



道中、

「このK町の店のチェーン店で、こっから40分ほど離れたとこの店舗なら21:30までやってるって。」

って教えてくれた。



「調べてくれたん?」

「まあね。」

って笑うクミちゃんに釣られて、オレはなんだかあれこれ悩んでいたのが吹っ飛んでいた。

彼女の優しさが染みた。





< 194 / 462 >

この作品をシェア

pagetop