ひと夏の恋~満月の夜から始まった28日間の奇蹟~
先日覚えた道を走り、彼女を拾った。
「お疲れ様。急ぐよ!」
って彼女の言うままに車を走らせる。
道中、
「このK町の店のチェーン店で、こっから40分ほど離れたとこの店舗なら21:30までやってるって。」
って教えてくれた。
「調べてくれたん?」
「まあね。」
って笑うクミちゃんに釣られて、オレはなんだかあれこれ悩んでいたのが吹っ飛んでいた。
彼女の優しさが染みた。