ひと夏の恋~満月の夜から始まった28日間の奇蹟~



そしてK町のホームセンターに駆け込む。


クミちゃんはお店の人と何やら話をしていた。



欲しいものはやっぱり数が足りなくて、そのチェーン店までクミちゃんに付き合ってもらうことにした。



「メシ食った?」

「まだよぉ」

「じゃあ、買い物済んだらどこかで食おうか?」

「うん!」

「ヘンなことつき合わせてゴメンな。お礼に奢るわ。」

「やった!!」

って会話をしていたんだけれど、何処からか急にクミちゃんの元気がなくなったというか、口数が減ったように感じた。



まさか・・・緊張してる?




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