ひと夏の恋~満月の夜から始まった28日間の奇蹟~



「どうかした?」




「いや、実はこの辺りあまり来ないとこやし暗いから、道あってるかどうか心配になってきたんよ。
さっきお店の人に聞いたんは聞いたんやけど・・・。」


って苦笑いするクミちゃん。



そんな会話を交わした直後に目的の店の看板が見えてきた。


「よかった。合ってた!!」



ってホッとした表情になったクミちゃんはいつもの彼女に戻っていた。




< 196 / 462 >

この作品をシェア

pagetop