ひと夏の恋~満月の夜から始まった28日間の奇蹟~
買い物を無事済ませ、
「何か食べたいものある?」
と聞くオレだけど、だからと言ってこの街の店もわからないんだから相変わらず格好悪い。
「肉も魚も食べ物で嫌いなものはないんだけど、そうだなぁ・・。ピザとか食べたいかも。」
と希望を言ってくれたんで
とりあえずレストランっぽい店を探すことにした。
オレはよくわからないのでとりあえず来た道を折り返していたのだけれど、
「あっ!」
と声がした。