ひと夏の恋~満月の夜から始まった28日間の奇蹟~
~~~クミside~~~
「ア、アキラ・・・。ちょっと人がいるから・・・。」
どうせこの時間にこんな場所にいる人たちは、きっと同じように愛し合っているんだろうけれど、
それでも恥ずかしいので、行為に没頭しようとするアキラを制した。
今夜のアキラはやっぱりどこか変で、車を移動してもらうそのわずかな時間でも、彼の手は私の身体から離れることはなかった。
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