ひと夏の恋~満月の夜から始まった28日間の奇蹟~


「今週末もやっぱり大阪帰らなおえんのよなぁ・・・。

来週末にはアキラはもうこの町を去るんよなぁ・・・。

この週末、帰らんでくれんかなぁ・・・。

一緒にいたいよぉ・・・。」



そんな想いが私の心を埋めていく。




残された時間が少なくなってきているから、私は焦っていたのかもしれない・・・。



だけど、そんな気持ちを見透かされたくはなかったので、言葉選びは慎重だった。




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