ひと夏の恋~満月の夜から始まった28日間の奇蹟~



その日は少し空が曇っていた。

梅雨空・・・ってほどではなかったけれど

空気も少し湿っていたと思う。



私が山科さんのバツイチを知って

もっとプライベートな話をしてみたいって
思うようになって

積極的に話しかけてはみたものの
なんだかうまくいかず悶々としていた

そんなある日のことだった。





< 40 / 462 >

この作品をシェア

pagetop