ひと夏の恋~満月の夜から始まった28日間の奇蹟~



お昼の休憩が終わって

現場に向かう職人さんや監督さんを
見送っていた時に

酷く疲れた表情をしていた山科さんと
目があった。



「過労で倒れそう・・・」

とボヤく山科さん。



「焼肉でも食べに行きましょうよ」

と元気をつけたいのが半分、
食事できたらいいなって気持ちが半分で
誘ってみた私。



「ホント?!連れてってよ」

って、社交辞令なカンジで交わした言葉。



ゆっくり話をしている時間はなくて



合コンとか51年会とか・・・

きっとそんな風に流れてしまうものだろうと、
半ばあきらめていたんだけど・・・。






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