ひと夏の恋~満月の夜から始まった28日間の奇蹟~



到着した店内は、さほど混んでなくて、すぐに席に案内してもらえた。



ぐるりと周囲を見回したアキラ。


同じ道沿いにあるお店に、先日職人さんたちと飲みに行ったと教えてくれた後、


「誰か知り合いおるんちゃうかと思って、ビクビクしてたんや。」

って、ようやくホッとした表情に戻って笑っていた。




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