ひと夏の恋~満月の夜から始まった28日間の奇蹟~



だからこそ、私は足を閉じる筋肉にギュっと力を入れた。



その力をこじ開けようとして、アキラの手が猛々しく私に触れる。





私は、アキラの首元に絡みつくようにしてアキラの動きを制限すると、今度はアキラの方が私にしがみついて深呼吸を繰り返した。


アキラの匂いが私を擽る。


思わず、言葉が漏れた・・・・・・。





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