ひと夏の恋~満月の夜から始まった28日間の奇蹟~

アキラside

~~~アキラside~~~



オレとクミちゃんは
とかく会話のノリがあった。

それはオレの一方的な感覚ではなかった
という自信がある。


具体的にどんな・・・とは
上手く説明がつかないんだけど


オレと絡んでる時のクミちゃんって
笑顔が絶えなかったし、
第一にオレが楽しかった。



でもそんなクミちゃんとの時間を
邪魔するヤツがいた。



山科だ。



オレたちが会話して盛り上がっているところに

アイツはひょいと顔をだすようになった。



それは1回2回の話ではない。



機会あれば全て・・・



そういっても過言ではなかった。




< 45 / 462 >

この作品をシェア

pagetop