ファウンティンに捧ぐ歌
「はい? どうされました?」
私と同い年で、小さな頃は遊び相手、16才の今は身の回りの世話役をしてくれているフォロアー。
少しずつ記憶が戻って来る。
「私……何か、夢を見ていたような気がする」
「どのような夢ですか?」
フォロアーは私の着替えを用意しながら、優しい笑顔で訊いた。
「よく覚えていないけれど……歌が聞こえたような」
私がそう答えると、フォロアーはクスクスと笑った。
「ファウンティン様は、夢に見るまで気になるのですねぇ」
私と同い年で、小さな頃は遊び相手、16才の今は身の回りの世話役をしてくれているフォロアー。
少しずつ記憶が戻って来る。
「私……何か、夢を見ていたような気がする」
「どのような夢ですか?」
フォロアーは私の着替えを用意しながら、優しい笑顔で訊いた。
「よく覚えていないけれど……歌が聞こえたような」
私がそう答えると、フォロアーはクスクスと笑った。
「ファウンティン様は、夢に見るまで気になるのですねぇ」