ファウンティンに捧ぐ歌
「泉? やっと目を覚ましたのか?」



声の主を見る。

すごく心配そうな顔。



あれ?

知っている筈なのに、名前が出てこない。



「ちょっと、泉? 大丈夫なの?」

別の方からも声がして、そっちを見る。

ああ。



「フォロアー」

「……えっ?」



何故かフォロアーは驚いた顔をして、小さく声を上げた。

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