ファウンティンに捧ぐ歌
ファウンティンとソルジャーの距離が少し変わったのは、14~5才の頃から。

お互いに異性として、意識しているのが分かった。



『水の女神』とは言っても、恋愛は自由だったの。

むしろ、愛する人と共に生きている女神の方が、精神的に安定していて水の秩序を守っている事が多いから、みんなも女神には幸せな結婚を望んでいた。



でも、回りに気を遣い過ぎるファウンティンとソルジャーだったから、正直、いつからお互いの気持ちが通じ合い、恋人同士になったのか……しばらくは、誰も気が付かなかったの。



回りのみんなが2人の関係に気が付いたのは、ファウンティンの母親で『水の女神』でもあるレインフォール様がご病気で亡くなった時。

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