ファウンティンに捧ぐ歌

~記憶の扉~


私が『ローズ』に着いた時、守はまだ来てなかった。



「あっ、すみません。もう1杯、追加お願いします」

お店の人が通り掛かったので、私は追加注文をした。

もう、守ったら、何してるんだろう? これで3杯目だよ、アイスコーヒー。……従利に捕まったのかなぁ?

そう思っていた時。



カラーン



ドアが開いたので、そっちを見る。

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