ファウンティンに捧ぐ歌

私、時計を見る。

「わぁ、もう7時半じゃないのっ!」

そう言いながらベッドを出た。



「早く着替えて、降りてらっしゃい」

お母さんはそう言ってから、階段を降りて行った。



昔は……って言っても1ヶ月位前の事だけど……その頃までは、ちゃんと6時半には起きてたのに……。

あの夢を見るようになってから、少しおかしくなってきちゃった。

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