ファウンティンに捧ぐ歌
もしかしたら、私だけが勘違いしていて、守は『ただの幼なじみ』としか思っていないんじゃないか、って。



一瞬で、そんな不安は消え去ってしまったよ。



私は涙を拭うと、歩き始めた。

そして、心の中で改めて思った。



私……やっぱり、守の事、誰よりも好きなんだ、って……。

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