ファウンティンに捧ぐ歌
「草原が広がる大地を、歩いて行く人の後ろ姿が見えるの。
その人は歌を歌いながら歩いてるんだけど、振り返って私を『ファウンティン様』って呼んで手を差し出すの。
でもね、何故か眩しい光が邪魔をして顔が見えないんだよ。
いつもそこで目が覚めてたの」
私が夢の内容を話していた時、角を曲がって私達は同時に立ち止まった。
昨日、キスをした場所。
急に昨日の事を思い出して、顔が熱くなる。
すると。
守が私の真正面に立ち、右手を差し出した。
その人は歌を歌いながら歩いてるんだけど、振り返って私を『ファウンティン様』って呼んで手を差し出すの。
でもね、何故か眩しい光が邪魔をして顔が見えないんだよ。
いつもそこで目が覚めてたの」
私が夢の内容を話していた時、角を曲がって私達は同時に立ち止まった。
昨日、キスをした場所。
急に昨日の事を思い出して、顔が熱くなる。
すると。
守が私の真正面に立ち、右手を差し出した。